食わず嫌い脱却か?【初めての2.5舞台エーステ】
はい、こういうのが書きたくてブログ始めたんですよ。
…って、最初の投稿から大分日にちが経ちまして。
(ネタバレ含みます。オタクの妄言です。よろしくお願いします。)
Huluを契約していまして。
今月から2.5次元舞台も公開されたとの事で、初めて観ました。
今まで、素人さんのコスプレが苦手な事もあり、2.5次元は敬遠してきたのですが...
...遂に観ました!!!
MANKAI STAGE 「A3!」の、春夏と秋冬が公開されていたので、どちらも、もう、秒で観ました。
(書き始めた時は春単公開されていなかった。でも、春単も観ました!!!)
…いや、最高ですね。
役者が舞台上で役者を演じる。
キャラクターと、そのキャラが演じる物語上の人物の両方で違いを演じる。
実際、演じると難しいんですよね。
さて、A3!は、リリース直後からやっていて、好きなキャラ、いわゆる推しもいます。
(一時期離れた時期もありましたけどね)
推しは古市左京と卯木千景。
一番最初から推しているのは左京さんで、2部に入ってからは千景さん。
まあ、推し云々の話はまた、どこかで…。
というわけで、左京さん推しとしてはエーステ、出番は多いわ、見どころはたくさんあるわでほんと、楽しかったです。
まず、春夏。
ビジュも演技もメイクも、大ホールの舞台向けのもので、映像としてはちょっとだけ圧があるなと。
生で、舞台で見るとまた違うんだろうなと感じました。
あと、春夏は元気。若い。
若手が多いから勢いがいいなと感じました。
歌うし、踊るし、びっくりしました。
みんな歌うまいし、そんな踊る!?てなりましたね。
茅ヶ崎までキレキレすごい…。運動音痴じゃない…。ただのイケメンやんけ…。ずるい。
そんな中、古市左京ですよ。
歌うめえんだよ。ひたすらに。
MANKAI STAGE‼‼の大サビ前、なんなんよ…。うめえ…。
あと、夏のサビの「鳴りやまない拍手と喝采」の裏拍、めちゃくちゃいいな!!
迫田との掛け合いも、ギャグ要因みたいなものですごく面白かったです。
「アニキアニキアニキタヌキアニキ…アニュキ!」のくだり、最高です。
ツッコミ役に徹しているんだけど、迫田とのテンションの落差でクスリと笑えるという。敵キャラなんだけど、憎めない、ギャグ要員って感じでよいなぁ…。
真面目な部分でいうと、最初から左京さんは正論を(頑張るって職業はない~等)言っていて、誰よりも演劇というものへの気持ちが強い。
そこを、左京さんと同じくらいの年齢、人生経験のある俳優さんが台詞として紡いでいるからこそ、説得力もあり、深みもある。
舞台俳優であるからこそ、突き刺さるであろう言葉を俳優が言う。
エーステの醍醐味ではないでしょうか。
キャラ別、組ごとだと、
春組
咲也の一生懸命さを表現されていたなと。ザ・主人公。
真澄は、サイコストーカーっぷりがいいなと。あと、間の取り方がうまいなと。
綴は、ほんと、村人Cって感じ。華やかな演技より、自然体である演技って難しいし、周りが目立つ中でもキャラクターとして印象を残すのってすごいなと。
至は、顔がいい。特に、夏組合宿の真澄シトロンを止めるときの、携帯を弄っている時の顔。澄ました表情で、我関せずっていうのは、初期の至だよなって表情。
シトロンは、しゃべり方大変そうだなと。動きの細やかな部分に華やかさを演出している気がしたのは幻覚かな?
春公演通しての感想は、始まりの組らしく、初々しさも残っていて、よかったなと。これは、座長の咲也役の方が、ガッチガチになっていたのもスパイスになっていたかな?と。(最後、カテコで泣いていたのも、主人公っぽいなと、微笑ましい。)
夏組
天馬は、動きの一つ一つが自信に溢れていて、皇天馬だ!!!!ってなりましたね。
幸は顔がきれい。でも、ちゃんと男の子!って感じで、声も再現高かったかな?惜しむらくは、したっ足らずで言えてない所があったくらいだな。
椋は、かわいいなーほんと。女の子みたい…。ちゃんと役柄に合わせてダンスしているのはすごいな。キャストで最年少、当時18とか、すごいなほんと!?
三角は、動きの超人さの再現率がすごいね!登場ん時のダンス、やばいな。あと、声変わりすぎよ…役者ってこええ…。
一成は、アラジンのビジュアルがいいのと、アラジンとしてのお芝居のテンポがよい。
water me!の感想は、テンポがいい。ワンチャンない?とか、言葉の選び方がいい。魔人とアリババの、願いのシーンのリプレイシーン(?)も間が秀逸で、面白かった。
あと、夏組の、それぞれの「友達」に対する思いと、仲間以上の絆を感じ、夏の騒がしさと切なさを感じた。
そして、秋冬。
中堅どころの俳優さんたちが多くキャスティングされているだろうなって感じの安定感。
歌とダンス、芝居の安心してみていられるのは、キャリアや経験の長さを感じましたね。
敵キャラだった左京さんも、カンパニーの仲間に。
春夏、秋冬と、それぞれのリーダーがおそらく本当は座長なんだろうけど、秋冬は左京さんの物語って感じだったな。
春夏では咲也が出ずっぱりだったけど、秋冬では左京さんだし。
始まりの二人の、カンパニー再興までの話って感じで、監督さん不在の舞台で、視点を固定するのに表現されていたのではないかと。
キャラ別、組ごとだと、
秋組
万里は、雰囲気と、台詞回しの再現率の高さ。あと、本人自身が器用そうだなという印象を受けましたね。
十座は、思っていたより顔が可愛い感じだなと。けど、熱さも持ち合わせていて、ポートレートの熱量篭ったお芝居は、胸を打たれるなと。
太一は、この人以外に太一を演じられる人いるの?ってくらいハマっていた。明らかに役者本人は成人男性なんだけど、あんなに可愛いが似合う成人男性いる?太一の憎めなさって表現だけじゃどうにもならないから、資質だよね、もはや。
臣は、でけえ。手足長すぎんか??あと、温和な笑顔が印象的。ただし、活舌に難ありだなと。(左京を笑った万里を嗜めたところ、アドリブなのかな?自分の解釈としては、異邦人までは仲間に臣は怒らないだろうから、この段階で割とガチ目に「万里」って言ったのが台本通りだとしたら、時期早々だったなぁ。)
左京は、推しであるから最初は受け入れられるかな?とか不安だったんだけど、もうね、全然!!問題なかったね!!!むしろ、最高だった…。歌うますぎ。
秋全体を通して、思ったのは、ガラが悪い(笑)
思った100倍ガラが悪い。
あと、秋の特徴って、それぞれがバチバチにライバルで、それがお互いを高めあうって感じなんだけど、それ故、すごくエネルギッシュな組になっていて良かった。
冬組
紬は、もうね、演技上手いんよ…。さすがって感じ。声もよく通るし、何を今言った?みたいなことにならない。それでいて、紬の繊細さをきちんと表現していて、素直にすごいとしか言えない。
丞は、多分、現実にいたらこういう感じなんだろうなって感じ。素朴でいて、きちんと華がある。ただ、役者本人の人の好さがにじみ出てたな。筋肉はもう少し欲しい。
誉は、本人じゃん!てか、足長すぎんか??あと、シンプルに顔がいい。立ち姿に品があるのは、よかったね。
密は、可愛い…。エチュードのキャラクターが多分役者自身の素に近いんだろうけど、よくも密の特徴つかんでいて面白かった。あと、マシュマロキャッチすごいな、膝大丈夫??
東は、綺麗なんだけど、ちゃんと男の人で安心した。もっとおかまっぽくなるのかな?とか思っていたけど、安心よ。あと、踊っている姿みると不思議な気持ちになる。
冬はね、曲が全部よかった!
無限ループも、公演の最初の曲もよかったなー。
Don't cry…は、本家のイメージが強すぎてちょっと違うなと思ったけど、羽の舞う演出はよかった!!
あと、松川伊助の顔がいい。
メイクがいい方向に働いていたキャラクター過ぎた…。
雄三さんは、少し怒鳴りすぎていたなぁ。この先のカンパニーとの関わりで、段々優しくなるような演技プランなのかな?って思った。ただ、滝口さんの雄三さんは二度と観られないんだよなぁ。
とりあえず、こんな感じかな?
また、時間があったら春単の感想や、原作であるゲームの感想なんかも書こうかな。
(読んでくださった方の反応等にもよりますが。)
そしたら、またいつか~
古都